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携帯に入ってた文をうpしてみました。
多分昔書いた話のリメイク版?もうデータ無いのでうろ覚えですが…
はっきり言って意味不明です。
だって夜中の1時くらいから書き始めた話だもの…!←
「危ない!」
突如聞こえた大声に驚いて振り向いたら、目の前にはボールがあった。
「………え?」
間抜けな声が出た瞬間に、鈍い音と鋭い痛みで…情けないが、俺はあっという間に暗闇へ落ちて行った。
「…あの、だ、大丈夫ですか?」
気の弱そうな声で目が覚めた。
「……頭いてぇ」
「す、すみませんでした!」
「あ?」
「僕が変な方向に投げた所為で先輩に当たってしまって…」
先輩?と思って目の前の奴の上履きを見た。なるほど、1つ下の学年カラーだ。だから敬語だったということか……敬語はあまり好きじゃないが、この場合は仕方ないだろう。体も小さくて細い。分かりやすく言えば虐められっ子タイプだな。色素の薄い髪の色に、ゆるい天パもか弱い感じを醸し出してる気もする。
だが今の問題はそこでは無い。
周りを見渡せば、そこは保健室で俺はベッドの上だった。こんな体で気を失った俺を運んだのか?別に俺はデブではないが軽い方でも無いと思うのだが……
「…お前、名前は?」
「えっ?あ、い、1年C組の、い、稲嶺でしゅ…!」
噛みすぎだ、とツッコミを入れた。何だ「でしゅ」って。無駄に可愛いじゃねーかよ。
「………は?」
「ひぇっ…な、何ですか?」
「いや…何でも、ない」
…何だ今の感想は……とてつもなく俺らしくない感想を思った気がする……
いや、今のは違う。きっと俺がボキャ貧なだけだ。うん、そうに違いない。
「…稲嶺、だっけ」
「は、はい…!」
「俺にボールぶつけたのどう思ってる?」
「そ、それは…た、大変申し訳なく思って、ます…!」
「ふーん…」
こんなにビクビク怯えてるような奴があんな球を投げるかねぇ…結構スピードあった気がするんだけど。
「…稲嶺」
「は、はひ!」
「ぶつけたお詫び、してくれるか?」
「お…お詫びですか?」
「そ、お詫び」
「何をすれば……あ、あの指を切るとかそういうのは…!」
「するか阿呆」
俺はそんな鬼に見えるかと尋ねれば、いえ…と小さく言われた。力の無い否定だな…
「とにかくそういうのじゃ無い。もっと簡単なことだ」
「簡単…ですか?」
「ああ、簡単だ」
頭の上にはてなを浮かべる稲嶺に向かって、ちょいちょいと手招きをした。少し体を近づけてきた稲嶺をぐいっと引っ張った。
「ふぉゎ…!」
ぽすっと俺の両腕に収まるくらい稲嶺の体はやはり小さかった。でも見た目どおりに細い体は、意外と筋肉質だった。
「せ、先輩…!」
「…なぁ稲嶺」
「…?」
稲嶺の言葉を無視して俺は口を開いた。
「しばらく…このままで、居てくれないか?」
「え…?」
「10分…いや5分でも良い。頼むから、もう少しこのままで居てくれ…」
「…先輩」
見ず知らずの上級生にいきなりこんなこと言われて許す阿呆が何処に居る。それを分かっていながら俺は馬鹿なことをしてしまっていた。
「……良い、ですよ」
「え…」
「別にさっきの罪滅ぼしとかじゃないんです。ただ、先輩にどんな事情があるかは僕には分かりません。訊きもしません。けど先輩の目が、体が、誰かを強く求めてるようで……そんなの見てたら断れませんから」
稲嶺の言葉を聞いた俺の目から自然と涙が零れていた。
「先輩…泣いてるんですか?」
俺は返事をしなかった。
「泣いて、良いですよ。我慢しないで下さい」
優しく背中を撫でてくる手はやはり細くて小さいけど…とても力強くて、安心を与えてくれるものだった。
「…先輩。名前、教えてくれませんか?」
「……長岡」
「下の名前は?」
「…仁志」
「…仁志先輩」
優しい声で語りかけられた。
「僕は…先輩の味方ですから。だから…大丈夫です」
何が大丈夫だという言葉は飲み込んだ。だってこれは俺が欲しかった言葉だから……何も事情を言わない俺に言った稲嶺の言葉は俺を強く励ましてくれた。
「…ありがと」
「いえ」
「…うぜぇ」
「ひ、酷い!先輩のためと思って…!」
ギャーギャーと騒ぐ稲嶺の体は……さっきよりも少ししっかりして大きくなった気がした。
…そんなことは有り得ないのだけれども。
---------------
え?つまり思春期ということですけど(^o^)←
初めて携帯で物語を書いた気がします。
つかれた
多分昔書いた話のリメイク版?もうデータ無いのでうろ覚えですが…
はっきり言って意味不明です。
だって夜中の1時くらいから書き始めた話だもの…!←
「危ない!」
突如聞こえた大声に驚いて振り向いたら、目の前にはボールがあった。
「………え?」
間抜けな声が出た瞬間に、鈍い音と鋭い痛みで…情けないが、俺はあっという間に暗闇へ落ちて行った。
「…あの、だ、大丈夫ですか?」
気の弱そうな声で目が覚めた。
「……頭いてぇ」
「す、すみませんでした!」
「あ?」
「僕が変な方向に投げた所為で先輩に当たってしまって…」
先輩?と思って目の前の奴の上履きを見た。なるほど、1つ下の学年カラーだ。だから敬語だったということか……敬語はあまり好きじゃないが、この場合は仕方ないだろう。体も小さくて細い。分かりやすく言えば虐められっ子タイプだな。色素の薄い髪の色に、ゆるい天パもか弱い感じを醸し出してる気もする。
だが今の問題はそこでは無い。
周りを見渡せば、そこは保健室で俺はベッドの上だった。こんな体で気を失った俺を運んだのか?別に俺はデブではないが軽い方でも無いと思うのだが……
「…お前、名前は?」
「えっ?あ、い、1年C組の、い、稲嶺でしゅ…!」
噛みすぎだ、とツッコミを入れた。何だ「でしゅ」って。無駄に可愛いじゃねーかよ。
「………は?」
「ひぇっ…な、何ですか?」
「いや…何でも、ない」
…何だ今の感想は……とてつもなく俺らしくない感想を思った気がする……
いや、今のは違う。きっと俺がボキャ貧なだけだ。うん、そうに違いない。
「…稲嶺、だっけ」
「は、はい…!」
「俺にボールぶつけたのどう思ってる?」
「そ、それは…た、大変申し訳なく思って、ます…!」
「ふーん…」
こんなにビクビク怯えてるような奴があんな球を投げるかねぇ…結構スピードあった気がするんだけど。
「…稲嶺」
「は、はひ!」
「ぶつけたお詫び、してくれるか?」
「お…お詫びですか?」
「そ、お詫び」
「何をすれば……あ、あの指を切るとかそういうのは…!」
「するか阿呆」
俺はそんな鬼に見えるかと尋ねれば、いえ…と小さく言われた。力の無い否定だな…
「とにかくそういうのじゃ無い。もっと簡単なことだ」
「簡単…ですか?」
「ああ、簡単だ」
頭の上にはてなを浮かべる稲嶺に向かって、ちょいちょいと手招きをした。少し体を近づけてきた稲嶺をぐいっと引っ張った。
「ふぉゎ…!」
ぽすっと俺の両腕に収まるくらい稲嶺の体はやはり小さかった。でも見た目どおりに細い体は、意外と筋肉質だった。
「せ、先輩…!」
「…なぁ稲嶺」
「…?」
稲嶺の言葉を無視して俺は口を開いた。
「しばらく…このままで、居てくれないか?」
「え…?」
「10分…いや5分でも良い。頼むから、もう少しこのままで居てくれ…」
「…先輩」
見ず知らずの上級生にいきなりこんなこと言われて許す阿呆が何処に居る。それを分かっていながら俺は馬鹿なことをしてしまっていた。
「……良い、ですよ」
「え…」
「別にさっきの罪滅ぼしとかじゃないんです。ただ、先輩にどんな事情があるかは僕には分かりません。訊きもしません。けど先輩の目が、体が、誰かを強く求めてるようで……そんなの見てたら断れませんから」
稲嶺の言葉を聞いた俺の目から自然と涙が零れていた。
「先輩…泣いてるんですか?」
俺は返事をしなかった。
「泣いて、良いですよ。我慢しないで下さい」
優しく背中を撫でてくる手はやはり細くて小さいけど…とても力強くて、安心を与えてくれるものだった。
「…先輩。名前、教えてくれませんか?」
「……長岡」
「下の名前は?」
「…仁志」
「…仁志先輩」
優しい声で語りかけられた。
「僕は…先輩の味方ですから。だから…大丈夫です」
何が大丈夫だという言葉は飲み込んだ。だってこれは俺が欲しかった言葉だから……何も事情を言わない俺に言った稲嶺の言葉は俺を強く励ましてくれた。
「…ありがと」
「いえ」
「…うぜぇ」
「ひ、酷い!先輩のためと思って…!」
ギャーギャーと騒ぐ稲嶺の体は……さっきよりも少ししっかりして大きくなった気がした。
…そんなことは有り得ないのだけれども。
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え?つまり思春期ということですけど(^o^)←
初めて携帯で物語を書いた気がします。
つかれた
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