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腐女子街道を歩み始めた蒼井の戯言帳。 日常や物語などを気ままに更新中。
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リハビリも兼ねて書いてみましたー
少しずつ創作活動も出来るようになりたいです。

あと、もっと色々なジャンル書けるようになりたいな。
……でも好きなジャンルを沢山書いちゃうのが人間ですよね←

とりあえず私の趣味に付き合える人だけGO!







「ちょ…おま、やめろって!」
「……静かにしないと聴こえちゃうよ?」
その言葉にウッと喉を詰まらせた。脅しみたいな台詞をエロい顔で囁くコイツは……男の俺から見てもやっぱり綺麗で……脅されても抵抗できないくらいだった。
「あれ?抵抗しないんだ?やっぱりこういう事がお望みなのかな?」
そう言って俺の身体を撫で回す手を押さえるが全く意味が無い。なんていう馬鹿力だ……いや、俺の手に力が入ってないだけなのだろうか。コイツに触れられるだけで、コイツの声を聴くだけで、頭が火つけられたように熱くなって、触られた場所から身体中がピリピリする。少しずつ俺が俺で無くなっていくような……恐怖にも似たような感覚。
「ねぇ、最後までして良い?」
「は?」
「だって今、委員の人が出て行ったみたいなんだもの。鍵をかける音も聴こえたし」
そういえば此処は図書室だったっけ……そんな事も忘れるくらい意識が朦朧としていたらしい。しかもこの学校の連中は図書室なんか利用しない。つまり、大体この空間に居るのは図書委員と物好きな奴らだけ。つか図書委員も普通気付くだろ…!何で気付かずに出て行くんだ!
「公人……もしかして何で図書委員が気付かなかったか気になってる?」
「…な、なってる」
ほら、また出た。コイツはすぐに俺の思考を読み取ってしまう。ただ俺が分かりやすいだけなのか、コイツが凄いだけなのか……馬鹿な俺には分からないけど、いつもこいつは読み当てる。
「理由はね、いつも今日の図書委員の奴は音楽を聴きながら仕事してるんだよ。……しかも大音量で」
「な……っ!」
「いつも音が漏れてるから苦情が出てるんだけど……仕事は完璧だから、ね」
そんな奴が図書委員?都合が良いにも程がある!どうなってんだこの学校は!つか、明日絶対そいつをぶん殴ってやる!
「…公人、今俺以外の奴のこと考えてた?」
「へ?」
「俺はいつも公人のことしか考えてない。誰も眼中に入らない。なのに公人は今別の人のことを考えてたでしょ?」
「そ、それは……」
「俺……独占欲は強いんだよ?」
知ってるよ、嫌って言う程な。お前の独占欲の強さも、嫉妬深さも全部知ってる。全部知ってて関わり続けてるんだ。変な時に思考を読むくせにこういう事は読み取ってくれない。なんてもどかしいんだろうか。なんて惨めなのだろうか。
「公人、愛してるよ」
そう囁く甘い声に感じてる俺はペットのよう。巧みに動く手に合わせて身体をくねらせる俺は操り人形のよう。でも、そんな自分を理解していてもコイツから離れられないのはきっと天性のマゾだからだろう。コイツみたいなサドに付き合えるのは俺くらいなものだろう。
「あぁ、俺も愛してるよ」
だけど、たまには俺だって攻めてみたいと思うときもあるんだよ。









ドS男とドM男の組み合わせは普通だけど良いと思うw
王道には王道なりの所以と良さがありますからね!
だからドS男→→→←←ドM男くらいでお互い同じくらい深く愛し合ってれば良いと思うw←

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プロフィール
HN:
蒼井 澪
性別:
女性
自己紹介:
●誕生日●
 2月18日

●星座●
 みずがめ座

●血液型●
 O型

●趣味●
 パソコン
 ギター
 読書
 小説書き
 音楽鑑賞
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