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クリスマスなので書いてみました☆←
もうせっかくだから甘くしてやらぁと思って甘めにしちゃいましたが……
ダメな人はゴーバック!平気な人だけゴー!
「メリークリスマス!」
クラッカーがパンパンッと部屋に鳴り響く。
目の前にはケーキにチキン等の御馳走が並べられていた。
そしてテーブルを挟んだ向こうには……幸せそうに笑ってる奴が1人。
「お前……すっげぇ嬉しそうだな」
「当たり前じゃん!お前とクリスマス過ごせると思ってなかったし」
「まぁ…たまたま親が仕事で居ないからってだけで……別に深い意味は、ない」
「うん、それでいいよ。今は」
「…」
本当にコイツと居ると調子が狂う。自分のペースが乱されてしまう。
「……ムカつく」
「ん?何?」
「別に」
俺の小さい呟きも逃がさない。ムカつく。聖夜だろうが関係ない、イライラする。
荒い手つきでチキンを手に取り齧りつく。……美味い。
「…ね、ね」
すると急に目の前の馬鹿が目を輝かせて話しかけてきた。
「何」
「あのさ、プレゼントがあるんだけど」
「プレゼント?」
差し出されたのは小さな箱。そっと開けてみると……シンプルなデザインの指輪だった。
「ちょっと貸して」
そう言って俺の手元から指輪を取り、俺の手を持って静かに指輪を滑らせた……右の薬指に。
「……何でぴったし」
「前に指の太さの話した時に言ってたからさ」
…それいつの話だよ、と思ったが俺が言いたいのはそんなことじゃない。
「お前、何で指輪なんだよ」
「何でって…誓いですよ、ち・か・い☆」
「気持ち悪い」
「ひどっ!」
ギャーギャー騒ぐ馬鹿をシカトして俺は自分の手を見つめた。
落ち着いた輝きを放つ指輪を見てると何とも言えない感情が俺の心を支配する。
「…なぁ」
俺の呼びかけに騒ぐの止めた。
「お返しにプレゼントやるよ」
「え?! 何?何?」
俺はスッと腕を伸ばして、子どもみたいな顔をした馬鹿の顎を掴んだ。
馬鹿の顔がポカンとした瞬間に唇を合わせた。
時間にすればたった1秒なのに、奴の顔がどんどん赤くなっていく。
俺はそれを見てフッと笑みを零した。
「…メリークリスマス」
これが俺からのプレゼントだ。
もうせっかくだから甘くしてやらぁと思って甘めにしちゃいましたが……
ダメな人はゴーバック!平気な人だけゴー!
「メリークリスマス!」
クラッカーがパンパンッと部屋に鳴り響く。
目の前にはケーキにチキン等の御馳走が並べられていた。
そしてテーブルを挟んだ向こうには……幸せそうに笑ってる奴が1人。
「お前……すっげぇ嬉しそうだな」
「当たり前じゃん!お前とクリスマス過ごせると思ってなかったし」
「まぁ…たまたま親が仕事で居ないからってだけで……別に深い意味は、ない」
「うん、それでいいよ。今は」
「…」
本当にコイツと居ると調子が狂う。自分のペースが乱されてしまう。
「……ムカつく」
「ん?何?」
「別に」
俺の小さい呟きも逃がさない。ムカつく。聖夜だろうが関係ない、イライラする。
荒い手つきでチキンを手に取り齧りつく。……美味い。
「…ね、ね」
すると急に目の前の馬鹿が目を輝かせて話しかけてきた。
「何」
「あのさ、プレゼントがあるんだけど」
「プレゼント?」
差し出されたのは小さな箱。そっと開けてみると……シンプルなデザインの指輪だった。
「ちょっと貸して」
そう言って俺の手元から指輪を取り、俺の手を持って静かに指輪を滑らせた……右の薬指に。
「……何でぴったし」
「前に指の太さの話した時に言ってたからさ」
…それいつの話だよ、と思ったが俺が言いたいのはそんなことじゃない。
「お前、何で指輪なんだよ」
「何でって…誓いですよ、ち・か・い☆」
「気持ち悪い」
「ひどっ!」
ギャーギャー騒ぐ馬鹿をシカトして俺は自分の手を見つめた。
落ち着いた輝きを放つ指輪を見てると何とも言えない感情が俺の心を支配する。
「…なぁ」
俺の呼びかけに騒ぐの止めた。
「お返しにプレゼントやるよ」
「え?! 何?何?」
俺はスッと腕を伸ばして、子どもみたいな顔をした馬鹿の顎を掴んだ。
馬鹿の顔がポカンとした瞬間に唇を合わせた。
時間にすればたった1秒なのに、奴の顔がどんどん赤くなっていく。
俺はそれを見てフッと笑みを零した。
「…メリークリスマス」
これが俺からのプレゼントだ。
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