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雨が降っていた。
それだけは鮮明に覚えている。
とにかく酷い雨だった。
体に打ち付けられる粒は石のように痛くて、でもじんわりと俺の心を湿らせた。
「何でお前ばかり…!」
頭に響く女の声。
時間が経ってもこの声が消えることも、小さくなることもない。
これは一生続くのだろう。
――…呪縛。
この言葉がふさわしい。
「お前なんか…!」
優しい言葉なんて聞いたことない。
あるのは俺を罵倒する言葉ばかり。
人生なんてそんなものだと思ってた。
死ぬまでの暇潰しくらいにしか思ってなかった。
でも
そんな俺に、一筋の光が射し込んだんだ。
救いの光
(この話をしたらきっとお前は笑う気がする。…もしかしたら泣くかもしれない、なんて考えたら尚更言えない)
あるキャラの設定をメモ代わりに書いてみた。
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