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またあの2人で書いてみたww
どんだけ気に入ってるんだという感じですが……
基本的には親バカなんです、私←
あ、今回はガチでぬるめかな?
見たい人だけどうぞw
目を開ければそこには愛しい顔があった。
あれ?何でコイツ服着てないんだ?あ、俺も着てねぇじゃん。
……あぁ、そっか。昨日は里崎の家に泊まったんだっけ。
霧に包まれてるような思考回路も時間と共に段々と働くようになっていった。
本当に可愛い顔してるよな、コイツ……
そんなこと思ってたら里崎がゆっくりと目を開けた。
「……ん」
「里崎、おはよう」
「……おは、よう」
そういえば里崎は朝弱いんだっけ。
いつもボーッとしてるけど今日は4割増でボーッとしてるな。
思わず笑いが込み上げてきた俺を見て、里崎がムスッとした顔になる。
「羽沢……いきなり、笑って何?涎でも垂れ、てた?」
「いや別に。そういう訳じゃねぇけど……まだ眠いなら無理して話さなくて良いから」
「無理して、ない……今何時?」
「今は……」
枕元にあった時計に腕を伸ばして手に取る。
あ、もう11時だと伝えれば里崎がバッと起き上った。
え?今日ってなんかあったか?学校も休みだぞ?
「羽沢……何で起こしてくれなかったんだ」
「は?」
「今日は買い物に行く約束だった」
「あぁ、そういえばそんなことが」
「……もしかしなくても忘れてたのか?」
「え、いや、そんなこと……はい。すみません」
「…………しね」
「そこまで言う必要なくね?! ……本当に悪かったよ。今からでも間に合うんじゃないか?」
「別に間に合うけど、ゆっくり出来ない」
「買い物に早くもゆっくりも無いだろ?」
「…………」
「?」
急に黙り込んだ里崎を俺は見つめていた。
「里崎、お前って肌白いよな」
「―――っ?!」
「すべすべで羨ましいくらいだ」
そう言って、里崎の肌に指を滑らせた。
んっ……と小さく息を漏らす里崎に気付かないふりをした。
腕から、肩、背中、腰……静かに滑らせて行く。
羽沢、と呼び止める里崎に俺はフッと笑った。
「何、笑ってんだよ」
「別に?ここからどうして欲しい?」
「―――っ!な、何言って……!」
「いや、何もないなら別に構わねぇよ」
そして指を里崎の肌から離した。ばいばい里崎の絹肌。
するとその指を里崎に掴まれた。
「里崎、どうした?」
「…………」
「何か言わねぇと分かんねぇよ?」
「………………な」
「は?」
「………離すな」
俯いて顔を隠してるつもりだろうか。
里崎は上半身起こしてて、俺は寝そべってるんだから見えるに決まってるのに。
ま、そういうところが可愛いんだけどな。
「離すなって、何処から?」
「………っ!」
やばい。里崎相手だと抑えられない。
「なぁ里崎、具体的に何処から離しちゃいけないんだ?」
「そ、それは……」
「それは?」
畜生。何でコイツがこんなにも愛おしいんだよ。
「里崎、今此処には俺らしか居ないんだから恥ずかしくねぇよ」
「…………お、俺のから…だ?」
「疑問形かよ。まぁ里崎にしては上出来かな。つかお前大丈夫なのか?」
「な、何が?」
「身体だよ。無理してんじゃね?」
「大丈夫……」
「そ。なら良いんだけど。じゃ、里崎君の願いを叶えますか」
「ね、願いって……」
「里崎」
里崎の言葉を遮って俺は名前を呼んだ。
耳がほんのりと赤い里崎を見たら身体がウズウズしてきた。
嗚呼、俺……本気でコイツに惚れてるわ。
「里崎」
俺はもう一度名前を呼んで、上半身を起こした。
里崎と同じ目線で見つめ合った。
俺のこと好きかと問えば、小さく頷いてくれた。
マジでカワイすぎだろ。俺、止められるかな……
本気で自信無くなってきた。こんなこと今まで無かったのに。
「は、ざわ?」
「ん?」
「………」
無言で俺の眼を見つめる里崎。
はいはい分かったよ。本当にせっかちな奴だな。
「里崎、今日は買い物に行けなくなるぞ?」
「……別に良い。買い物なんて」
「は?買いたい物あるんじゃないのかよ?」
「別に買いたい物なんて……」
「?」
「……鈍感野郎」
「里崎君が敏感なだけだろ?」
「んっ……そういう意味じゃ……」
少し身体に触れただけで里崎の身体はピクッと反応する。
里崎の上半身を静かにベッドに横たわらせた。
うん、やっぱり里崎を見下ろしてるのが一番良い。
「い、やっ……はざ、わぁ……」
「里崎、愛してる」
「―――っ!……うん」
「買い物は明日行こうな」
「や……んっ、明日、行く……っ」
「久しぶりのデートか。興奮しちゃうな」
「興奮、って……ば、か……!」
「馬鹿で結構だ。お前も馬鹿になっちまえよ」
いや、もう里崎は馬鹿になってるかもな。
俺の下で素直に反応してる里崎はかなりの馬鹿野郎だ。
でも、そんな里崎の上に居る俺はもっと馬鹿野郎だな。
――次の日。
結局買い物に行けなかった理由は、言わなくても分かるだろう……
END.
どんだけ気に入ってるんだという感じですが……
基本的には親バカなんです、私←
あ、今回はガチでぬるめかな?
見たい人だけどうぞw
目を開ければそこには愛しい顔があった。
あれ?何でコイツ服着てないんだ?あ、俺も着てねぇじゃん。
……あぁ、そっか。昨日は里崎の家に泊まったんだっけ。
霧に包まれてるような思考回路も時間と共に段々と働くようになっていった。
本当に可愛い顔してるよな、コイツ……
そんなこと思ってたら里崎がゆっくりと目を開けた。
「……ん」
「里崎、おはよう」
「……おは、よう」
そういえば里崎は朝弱いんだっけ。
いつもボーッとしてるけど今日は4割増でボーッとしてるな。
思わず笑いが込み上げてきた俺を見て、里崎がムスッとした顔になる。
「羽沢……いきなり、笑って何?涎でも垂れ、てた?」
「いや別に。そういう訳じゃねぇけど……まだ眠いなら無理して話さなくて良いから」
「無理して、ない……今何時?」
「今は……」
枕元にあった時計に腕を伸ばして手に取る。
あ、もう11時だと伝えれば里崎がバッと起き上った。
え?今日ってなんかあったか?学校も休みだぞ?
「羽沢……何で起こしてくれなかったんだ」
「は?」
「今日は買い物に行く約束だった」
「あぁ、そういえばそんなことが」
「……もしかしなくても忘れてたのか?」
「え、いや、そんなこと……はい。すみません」
「…………しね」
「そこまで言う必要なくね?! ……本当に悪かったよ。今からでも間に合うんじゃないか?」
「別に間に合うけど、ゆっくり出来ない」
「買い物に早くもゆっくりも無いだろ?」
「…………」
「?」
急に黙り込んだ里崎を俺は見つめていた。
「里崎、お前って肌白いよな」
「―――っ?!」
「すべすべで羨ましいくらいだ」
そう言って、里崎の肌に指を滑らせた。
んっ……と小さく息を漏らす里崎に気付かないふりをした。
腕から、肩、背中、腰……静かに滑らせて行く。
羽沢、と呼び止める里崎に俺はフッと笑った。
「何、笑ってんだよ」
「別に?ここからどうして欲しい?」
「―――っ!な、何言って……!」
「いや、何もないなら別に構わねぇよ」
そして指を里崎の肌から離した。ばいばい里崎の絹肌。
するとその指を里崎に掴まれた。
「里崎、どうした?」
「…………」
「何か言わねぇと分かんねぇよ?」
「………………な」
「は?」
「………離すな」
俯いて顔を隠してるつもりだろうか。
里崎は上半身起こしてて、俺は寝そべってるんだから見えるに決まってるのに。
ま、そういうところが可愛いんだけどな。
「離すなって、何処から?」
「………っ!」
やばい。里崎相手だと抑えられない。
「なぁ里崎、具体的に何処から離しちゃいけないんだ?」
「そ、それは……」
「それは?」
畜生。何でコイツがこんなにも愛おしいんだよ。
「里崎、今此処には俺らしか居ないんだから恥ずかしくねぇよ」
「…………お、俺のから…だ?」
「疑問形かよ。まぁ里崎にしては上出来かな。つかお前大丈夫なのか?」
「な、何が?」
「身体だよ。無理してんじゃね?」
「大丈夫……」
「そ。なら良いんだけど。じゃ、里崎君の願いを叶えますか」
「ね、願いって……」
「里崎」
里崎の言葉を遮って俺は名前を呼んだ。
耳がほんのりと赤い里崎を見たら身体がウズウズしてきた。
嗚呼、俺……本気でコイツに惚れてるわ。
「里崎」
俺はもう一度名前を呼んで、上半身を起こした。
里崎と同じ目線で見つめ合った。
俺のこと好きかと問えば、小さく頷いてくれた。
マジでカワイすぎだろ。俺、止められるかな……
本気で自信無くなってきた。こんなこと今まで無かったのに。
「は、ざわ?」
「ん?」
「………」
無言で俺の眼を見つめる里崎。
はいはい分かったよ。本当にせっかちな奴だな。
「里崎、今日は買い物に行けなくなるぞ?」
「……別に良い。買い物なんて」
「は?買いたい物あるんじゃないのかよ?」
「別に買いたい物なんて……」
「?」
「……鈍感野郎」
「里崎君が敏感なだけだろ?」
「んっ……そういう意味じゃ……」
少し身体に触れただけで里崎の身体はピクッと反応する。
里崎の上半身を静かにベッドに横たわらせた。
うん、やっぱり里崎を見下ろしてるのが一番良い。
「い、やっ……はざ、わぁ……」
「里崎、愛してる」
「―――っ!……うん」
「買い物は明日行こうな」
「や……んっ、明日、行く……っ」
「久しぶりのデートか。興奮しちゃうな」
「興奮、って……ば、か……!」
「馬鹿で結構だ。お前も馬鹿になっちまえよ」
いや、もう里崎は馬鹿になってるかもな。
俺の下で素直に反応してる里崎はかなりの馬鹿野郎だ。
でも、そんな里崎の上に居る俺はもっと馬鹿野郎だな。
――次の日。
結局買い物に行けなかった理由は、言わなくても分かるだろう……
END.
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