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「皆!明日は夏祭りに行くわよ!」
急に叫んだのはお馴染みのハルヒであった。何の脈絡もない宣言にも慣れていた。
「予定は大丈夫かしら。キョンはどうせ何も無いわよね」
「失礼だな。俺だって毎日暇な訳じゃないぞ」
「あら、だったら何かあるの?」
「……明日は、特に無いが」
「ほーら、見なさい。とにかく!明日は夏祭りよ!皆絶対浴衣で参加だからね!」
「ちょっと待て!俺は浴衣なんぞ持ってないぞ」
「なら買いなさいよ」
簡単に言いやがる…
「キョン君、ここは大人しく浴衣を買いましょう」
耳元で囁かれた声に驚いた。
「なっ…!古泉!近いから離れろ…!」
「あ、すみません」
ニコリと笑うイケメンに言いたいことは山ほどあったが我慢した。
「…で、本気で浴衣買うつもりかよ」
「はい、涼宮さんはそれを望んでいます。閉鎖空間を発生させないためなら…」
「また閉鎖空間か……こんな小さいことで発生するなんて、機関とやらも大変だな」
「仕事ですから」
「でも、買うにしても浴衣なんて何処で買うかも…」
「それはお任せください。僕が良い店を知っています。僕が用意致しましょうか?」
「…いや、店を教えてくれれば自分で買う」
「それは残念。では放課後に行きましょう」
「放課後?!早速だな…」
「物事は早めが良いですよ」
「男子2人!私たちは浴衣を買いに行くからアンタ達も用意しなさいよ!」
ハルヒはいきなりそう言って部室から出て行った。朝比奈さんを無理やり引っ張り、長門を後ろに引き連れて…
「行ってらっしゃい」
…古泉、お前は何処の執事だ?そう言いたいのを我慢した。
「ではキョン君、僕らも行きましょう」
「…そんなすぐ行くならハルヒ達と一緒に行けば良かったじゃないか」
「それは…」
「それは?」
「僕にだって多少意志があって、我が儘も言いたくなるということです」
「は?」
「…とにかく、早くしないとお店が閉まってしまいますよ」
「お、おぅ」
そして俺らも部室を出た。モヤモヤした気持ちを抱えながら…
言いたいこと
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頭クラクラするー頭痛いー
軽い熱中症かも…早く休もう…
版権連続で書いてみたけど…自分には向いてないのかもしれないと思った今日この頃です。
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