忍者ブログ
腐女子街道を歩み始めた蒼井の戯言帳。 日常や物語などを気ままに更新中。
Admin  +   Write
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


萌さんお楽しみの!だよ!←

今回はこの間のよりも長いし、年齢制限かかるくらいなので読まない方が良いかも…
だけどバッチコーイな人は先に進んでくださいね

責任は負いませんので宜しくです!

 



放課後に廊下で友達と話していると、いきなり携帯のバイブが鳴った。
受信画面を見れば、そこには名前が表示されていて、ニヤけそうになりながらもメールを開くと、内容は実に素っ気ないものだった。

『明日の部活休む』

……それだけだった。

「え…」
少し呆然となりながらも、俺は頭を働かせた。
昨日は特に変わった様子も無かったし、具合が悪そうにも見えなかった。…俺が見落とした?
そう考えながらも、とりあえず返事を打った。
『具合悪いの?』
すると、すぐに返事が来た。
『そういう訳じゃないけど…』
『じゃあ何で?』
『なんとなく』
……話にならなかった。
『里崎、お前今どこ?』
『もうすぐ家』
帰るの早っ!一緒に帰ろうとも言わせてもらえないのか…
俺は里崎ではない奴にメールを送った。今日遊びに誘われていたメンバーの1人に。

『悪い。今日俺先に帰る』

そして、俺も学校を出た。



――辿り着いたのは里崎の家。いきなり来たら怒られるかなーとか思いながらも家の前でメール送信。
『今里崎の家の前。開けて』
すると、すぐに玄関が開いた。
「羽沢…何やってんの?」
「お見舞い」
「…頼んでない」
「お見舞いは頼まれて行くものじゃないからな」
「……遊びの約束は?」
「断った」
「は?!」
「お前が心配だったし。そんな状態じゃ楽しめない」
「楽しいとか楽しくないじゃなくて…羽沢だけの問題じゃないだろ…」
「けど、つまらないものはつまらないから」
「…………はぁ」
里崎は溜息をついて、上がれば?と言った。俺はお邪魔しますと一言言って部屋に入った。



「おぉ、里崎の部屋久しぶりだな」
「……飲み物、何が良い?」
「何でも」
「分かった」
そう言って里崎は部屋から出て行った。俺は部屋を見渡す。以前来たときと何も変わってない。
…数分後、里崎が戻ってきた。
「羽沢、麦茶でも良い?」
「良いよ。ありがとう」
「氷入れておいたから冷たいよ」
そう言われて飲んだら、確かによく冷えていた。火照った体には嬉しい。
「……で、何で来たの?」
「だからお見舞いだって」
「具合悪い訳じゃないって言ったじゃん」
「だからこそ、だろ?理由も言わずに部活休むって言われたら心配するのは当然だ。しかも今日の段階で」
「……」
「何で急に休むって言ったんだよ」
「……」
「俺には言えない?」
「……だってさー」
「ん?」
「部活行っても意味ないじゃん」
「は?」
「部活やりたくても邪魔入るし、しかも長い時間。そしたらほとんど出来ないじゃん。だったら行っても意味ないと思って」
「……否定は出来ないな」
「だろ?だったらゆっくり休んでる方が利口だ」
「けど、いきなり言われて休まれたら焦るだろ。帰るの早いし」
「羽沢目的な奴らだから俺が連れて行ったら後で何言われるか分からない」
「俺目当てでは無いだろ」
「目当てだよ。そんな勘違いするほど馬鹿じゃない」
里崎の強い口調に少し驚きながらも、俺は口を開いた。
「……それって、さ」
「?」
「所謂…ヤキモチ、とか?」
「な…っ」
「そうとしか聞こえないんだけど…」
「んな訳あるか!」
「だってあいつらが俺目当てだって分かるってことはさ、ずっと俺のこと見てたってことだろ?それでそれが嫌だって言われたら…」
「う、うるさい!」
「あ、否定しないんだ」
「…っ」
「図星?」
「……」
「かーわいー」
「…っさい、馬鹿沢」
「ん?何か言ったか?里崎君」
「……」
「相変わらず、口悪いなぁ」
「…別に」
「まぁ可愛いから良いけど」
「…変態」
「変態で結構。その言葉もお前からなら褒め言葉に聞こえるし」
「……」
「つか、俺と一緒に居るお前も変態だと思うけど?」
「は…?」
「お前も物好きだなってこと」
「別に…普通のこと、だし…」
「普通?」
「羽沢を好きになるのは…普通だと、俺は、思ってる…し」

照れた表情で目線を逸らして言う里崎を見たとき、俺の中でプツンと何かが切れた。
……気づいたら里崎が下に居て、重なるような体勢になっていた。…顔が近い。お互いの吐息も鼓動も、すべて感じる。
「里崎…俺のこと好き?」
「何、いきなり…」
「気になっちゃってさ」
「……さぁ、な」
「可愛げが無い」
俺は少しだけ笑った。でも里崎はムッとした表情を浮かべた。
「だったら可愛い奴と付き合えば」
「お前以上可愛い奴は居ないよ。そりゃ可愛い奴は居るけどさ、里崎には適わないよな」
「何、それ…」
「簡単に言えば、他の奴にはムラムラしないってこと」
「な…っ」
馬鹿なこと言うな!と里崎に怒鳴られた。でもそう言う里崎の顔は真っ赤だった。怒りが原因なのか、それ以外が原因なのか…そんなことは愚問だろう。
「里崎ー」
「…何」
「好きって言って」
「無理」
「言ってくれなきゃこれより先に進まないからな?」
俺は里崎の太腿を軽く撫でた。里崎の体は細すぎて、太腿って感じはしないけど。
「ん…っ」
「言ってよ」
「ぃや…む、無理…」
「どっちが?言うのが?我慢するのが?」
「んー…!」
涙目で拗ねられて、少し心が揺れた。けど、俺は心を鬼にした。
「俺は良いんだけど?このまま終わっても。……里崎君は無理そうだけど」
「…っ」
俺の言った意味が分かったらしい。さっきよりももっと顔が赤くなった。
「どうする?」
「……」
正直、こんな表情されて俺も耐えられる自信無くなってきた……つか、限界かもしれない…
そんなことを考えていると、里崎の口が微かに動いた。
「何?」
俺がそう訊くと、里崎は凄く小さい声で
「す、好き……だ、よ」
と言った。言い終わった瞬間に顔を背けられたから、手を頬に当てて視線を無理やり合わせた。
「ん……も、もう良い、だろ…!」
「何が?」
俺は里崎の眼鏡を外しながら笑顔で言った。
ごめん里崎。もう少し意地悪させて?
「何が良いの?」
「……さ、触って…!」
……何で好きって言うよりも早く言えるのかねぇ…
「……本当、飽きない奴」
そう言って笑った俺を里崎が不思議そうな目で見てきた。
「ごめん、何でもない」
言いながら手を移動させた。里崎のは分かりやすいくらい興奮していた。
俺は慣れた手つきで服を剥ぎ取った。里崎の白い肌が眩しい。本当に女の子みたいな体してる…
そして首筋に痕をつける。鎖骨、胸、腹、脇腹、太腿…と、俺のものだという証を残していく。そのまま太腿の内側を一舐めした。
「んぁ…っ」
「感じる?」
「う、るさい…っ」
「俺、里崎のここ好き」
「ぃや…っ、あっ…!」
「…もっと声出して良いよ」
「んぁ…ゃ…」
「里崎の声エロい」
フッと笑ったら、息がかかったらしく里崎の体がビクンと跳ねた。
「…は、ざわっ」
「ん?」
「あんま…じ、焦らす…な…っ」
「だって里崎が散々焦らすから…ちょっとした仕返し」
「っ…馬鹿…!」
「…嘘だよ、ごめんごめん」
俺は指を少し入れてほぐし始めた。
「…里崎、すっげぇ濡れてる」
「やぁ…んっ」
「声抑えないでってば」
俺は里崎の口にもう片方の手の指を入れた。里崎の舌と俺の指が絡み合う。それは少し、生暖かかった。
「ぁ、や…あっ…!」
「舐めて」
俺がそう言うと里崎は俺の指を舐め……いや、しゃぶると言った方が正しいかもしれない。自分の指を舐められるというのは、何とも不思議な感覚だった。いつも何か持ったりするだけの物が、他人の中にあるのだから。
「…里崎、もう良いよ」
里崎の口から指を出した。その手で下に触れた。
「ひゃ、ぁ…!」
「これで痛みは減るだろ?」
「んっ…」
濡れた音が部屋を包み込んだ。そこに加わるのはお互いの吐息と、里崎の声だけだった。
「…里崎、良い?」
「は…?」
「もう…限界なんだけど…里崎と、1つになりたい」
「…っ、……うん」
「ゆっくりするから」
な?と言った俺の額から汗が垂れた。暑さか緊張か分からない。興奮なのかもしれない。里崎も汗をかいていた。正直…かなりエロかった。
…そして俺は、ゆっくりと進んだ。少しでも痛みを減らしてあげるのが愛情だと言わんばかりに。垂れる汗が里崎の腹に落ちて流れていく。
「ぐっ…!」
「…っ、ぁ…!」
部屋に響く声も吐息も、もうどちらのものか分からなかった。ただお互いの存在を感じ合うみたいだった。
「里崎…」
「ぁ…な、何…っ」
「明日、部活…絶対来いよ?」
「ぇ…?」
「お前が居ないとつまらない。他の奴らが居ても意味がない。だから…」
「羽沢…」
「ん?」
「だったら、他の奴らと、あんま、話すな…よ?」
「……了解。仮にアイツらが来ても、俺はちゃんとお前を見てるから…安心しろ。もうお前を嫉妬させない」
「……ん」
そして俺は静かに動き始めた。
「ぃやっ…ぁあん…!」
里崎の声が俺の鼓膜を揺らす。

「……だけど明日、部活できっかな…」

俺の呟きは、里崎に届かなかった。でも繋がりを通して何かが伝われば…それで良いと思う。なんて、柄にもないことを考えていた。





connection





--------------------



な が す ぎ た w
今回は頑張ろうと思ったら張り切りすぎたwでも内容すっかすかだーおわたー
毎回同じようなオチで申し訳ない…もっと修行しなきゃいけないね…!
どうやったら新しいネタ思い付くのかなぁ…誰か教えて…
というかここまで描写したの初めてな気がwwwでも悪いのは萌だもん!私に責任は無い!←

とりあえず、これにてリク(?)消化完了しました!

拍手[0回]

PR
Comment
color
name
subject
mail
url
comment
pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
TrackBack
トラックバックURL  :  
≪ 冷たい熱   *HOME*   両者引き分け ≫
カレンダー
04 2025/05 06
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
プロフィール
HN:
蒼井 澪
性別:
女性
自己紹介:
●誕生日●
 2月18日

●星座●
 みずがめ座

●血液型●
 O型

●趣味●
 パソコン
 ギター
 読書
 小説書き
 音楽鑑賞
 らくがき
 
最新コメント
[06/25 萌]
[08/25 萌]
[08/11 萌]
[01/06 萌]
[12/30 ありあ]
カウンター
ブログ内検索
material by bee  /  web*citron
忍者ブログ [PR]