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「なぁ…何かくれよ」
「……何かって?」
「それはお前に任す」
「失せろ餓鬼が」
暴言を吐いても目の前のコイツは傷つかない。むしろ"笑う"んだ。
「…笑うなよ」
「笑ってないよ?」
「ニヤけてんだよ、イラつく」
「俺がニヤけるとイラつくの?」
「あぁイラつく」
俺の言葉を聞くと、ふーんと小さく呟いてまた笑う。
「俺的にはイラついて欲しいな」
「は?何で」
「だってイラついてくれた方が良いからさ」
「ほぉ…ナメた口をきくようになったな」
「おかげさまで」
「お前…覚悟しろよ?」
「それはこっちの台詞」
俺が満足するまで解放しないからな、と艶のある声で囁かれた。畜生エロい。
「このドM」
「知ってる。だからお前がもっと鬼畜になってくれよ」
「…望むところだ」
乱暴に扱うと嫌がる素振りを見せてくるが、やはりその目は嬉しそうで……嗚呼なんかイラつく。
「お前を俺の手で壊してやる」
無意識に呟いた俺は、そうして道を踏み外していくのだ。
three cheers
(万歳三唱)
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結局はお互いが幸せならそれで良いんです。他人が何を言おうが本人達が良ければ変わらない方が良いんです。つまり価値観は人それぞれ。
……なんかドMネタ書くの楽しいw←
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