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腐女子街道を歩み始めた蒼井の戯言帳。 日常や物語などを気ままに更新中。
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「こっち向いて?」
「……嫌だ」
「何で?」
「……逆に何で向いてほしいの?」
「お前の瞳が大好きだから」
「そりゃどうも」
「だから見せてよ」
「嫌だ」
「強情だなぁ。…襲っちゃうぞ?」
「お前が言うと洒落にならん」
「そう?それはお前から襲ってきてくれないからだろ?」
「お前みたいな奴を襲う趣味は無い」
「えぇ?冷たいなぁ」
「……」
「……」
「……いつまで見てんの」
「お前と目が会うまで」
「……」
「なぁ、目を見て話そうよ」
「……」
「こんな綺麗な瞳なのに…もったいない」
「…綺麗なんかじゃ」
「綺麗だよ。瞳だけじゃないけど…だけど綺麗だ、本当に」
「……」
「お前は嫌いかもしれないけど、俺は大好きだよ」
「…ども」
「どういたしまして」
「……次から…」
「ん?」
「次から…目を合わせるの、が、頑張る…」
「………うん。ありがとう」
「どうせ無理やり視線合わせてくるし」
「大正解。好きなものを求めるのは生物の本能だろ?」
「本能って…まぁ仕方ないけど」
「だよな。本能なら仕方ない、よな?」
「何その意味ありげな発言」
「別に?」
「じゃぁこの手は何なんだよ…!」
「お、やっと目合わせてくれた」
「今はそんな話してない!」
「潤んだ目が相変わらず可愛いことで」
「…う、うるさい!」
「逃げたって絶対逃がさねえからな?」





視線
(追いかけて絡まる先に)





――――――――――――――



あっという間にお題をクリアしました!今回は早かった!いや、前回が遅かっただけなんだけどね!でも私なりに頑張った!

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途中から。



あぁ悔しい悔しい。まさかあのタイミングで逃げられるなんて思いもしなかった。一生の不覚だ。末代までの恥だ。
「…どうした?」
「別に…」
何でもないと答えれば返ってきた返事は、そうか…と一言だけだった。
あぁ寂しい寂しい。何で隣に居るのに遠いのだろうか。
そう思って手を伸ばして触れてみた。
「…冷たい手だな」
「心が温かいので」
「面白い冗談だな」
「冗談なんかじゃ…ないし」
「怒った?」
「別に」
さり気なく手は離さなかった。むしろ服を掴んだ。
「何?そんなに俺が恋しい?」
「しね」
「否定しないんだ」
「…別に」
「恋しく思ってくれるのは嬉しいけどさぁ」
そう言って俺の手は服から離された。

「すがりつく相手がさ、違うよね」

優しく囁く言葉は鋭利だった。
「君が求めてる奴は此処に居ないよ。あいつは…あっちに居る」
「…最低だ」
「知ってる。でも僕を利用してる君も最低だよ」

あぁ悲しい悲しい。一時の安心も得られないなんて。僕はいつからここまで落ちぶれたんだろうか…





恋愛データリサーチ
(敵は12時の方向です!)





――――――――――――――



最近ここにアップしてる物語を部活で使っても良い気がしてきた。
……あ、編集はするけどね!←

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最近の俺のNGワード




"失恋"




……情けない話だが実話である。俺の人生初の告白が失敗したのだ。
そして、その告白した相手というのが…

「ねぇ、この面はどうやってクリアすんの?」

俺の部屋で、2人きりで、隣でゲームをしている訳で…
え?俺この間フラれたよね?君に。君だよね?

「おい!聞いてんのか!?」
「は、はい!聞いております!」
「…じゃぁこのステージはどうすりゃ良いの」
「あ、そこはアイテムが必要だから…」

なんて普通に話しちゃってるんですけど!普通気まずくなるんじゃねぇの?!何で君は平然とゲームしてるんですか!



《…GAME OVER》



ふと画面を見れば、そう表示されていた。
……いやいや、このステージ簡単なんですけど。これクリア出来ないなら他のステージなんて出来る訳が…

「あぁ!クソ!何でダメなんだよ!もう1回やる!」
「……が、頑張れ」

凄い気迫で、俺はそうとしか言えなかった。

そしてまたゲームをやり始めた。表情はとても真剣である。

「…あ、わりぃ。何か菓子あったりする?」
「ん?ポテチなら」

問いかけてくるが視線はゲームから離れなかった。

「マジ?ちょっと小腹すいたからさ、少し食いたい」
「わかった。じゃぁ持ってくるわ」

そう言って俺は部屋を出て菓子を取りに行った。数分で戻った俺に、お帰りなさいと言われて……不覚にもドキッとしてしまった。

「ぬぅ…!小賢しい雑魚キャラめ…!手強いじゃねえか…!」

手強いなら雑魚キャラじゃねぇよ。

「おい!」
「ぅわ!な、なに?」
「今手が離せないから食べさせてくれ」



……………はい?



「何言ってんの…?」
「だから食わせろって言ってんだよ」
「…誰が?」
「お前が俺に」



……これ、何フラグですか?



「え、マジで?」
「マジでマジで。早くしろよぉ!」

そう言われたので、俺はポテチを1枚取り、口元へ運んでやった。パクッとポテチをくわえた唇から視線を外せなかったが気付かれてはいないだろう。

「ん、これ上手い」
「良かった。それ新作なんだよ」
「へぇ。それを選んでくるとは流石お前だな」
「え?」
「お前は流石だと思うよ。本当に」
「……ども」
「とりあえず、もう1枚くれよ」

口をあーんと開けて待ってるのを見て、急いでポテチを手に取った。

その手が若干震えていたのには気づかない振りをした。





どきどきする
(揺らめく気持ちは模様を変えて)





――――――――――――――


状況が変わっても気持ちが変わらないって凄いことだと思うんです。
良い方向なら変わるべきですけど、現状維持だって良いものなんじゃないかなぁ…なんて、真面目に後書きを書いてみたw

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「……なぁ」

ふと、隣に居る女に話しかけた。

「……何よ」
「…何で俺の想いは届かないのかね」
「…知らないわ。アンタのアピールが足りないんじゃない?」
「そうか?結構アピールしてるつもりなんだけど」
「アンタにとっては、ね。他からしたらそうでも無いわ」
「まじですか」
「モチのロンよ」
「古い」
「殴るわよ」
「すみませんでした」

――…また沈黙。
不思議と嫌な感じはしない。
だけど求めてるものも人も違うのだ。本当に欲しいものは、案外手に入らない。

「……告白、しないの?」

急な質問にも何故か特に動揺せず、俺は淡々と答える。

「告白は……どうかな」
「ハッキリしないわね」
「うん」
「…しちゃえば良いのに」
「そんな簡単な問題じゃねぇの。数学みたいに数字当てはめれば良いってもんじゃない」
「あら、数学だって案外複雑よ?例えば二次関数だっt」
「分かった分かった。数学の話はするな、頭痛くなる」
「…文系の頭は弱いのね」
「理系の頭は堅いけどな」
「理論的と言いなさい」
「屁理屈の間違いだろ」
「……今度アンタの教科書を数式で埋め尽くしてやる」
「じ、地味な苛めを…!」

…こんな会話もコイツとなら普通に出来る。なのにアイツの前だと普通にいかねぇんだ。…我ながらヘタレだと思う。
――…ただ気持ちを伝えたいだけなのに、何で言葉が出てこねぇんだろ…

「…しちゃいなさいよ、告白」
「ぇ…?」
「やらないで後悔するなら、やって後悔した方が良いじゃない」
「いや…そんな損得勘定で考えられない…」
「何で?単純じゃない。人間は意思、気持ちを伝えるために言葉を発明したのよ?だったら言葉で伝えなさいよ」
「……」
「いつまでも相手がフリーだなんて保証も無いのよ?」
「……」
「だったら当たって砕けなさい。アンタの言葉でアンタの気持ちをぶつけて…それがダメだったら、慰めてあげるわ」

そう言った時の顔は凄くカッコ良くて…一瞬だけ惚れそうになってしまった。

「……お前は、気持ち伝えたことあんの?」
「……無いわ」
「は…?」
「私は無いわ。どうせ届かないもの」
「そんなの分からないじゃないか」
「……そうね。なら伝えるわ。……好きよ」
「……」
「アンタが好きよ私は。こんな相談を受けてしまうくらいには」
「……ありがと」
「どういたしまして。…想いは届いたかしら」
「…あぁ届いたよ。俺もお前くらい男らしかったら良かったな」
「アンタじゃ無理よ。私に好かれるくらいだもの」
「さいですか。…でも俺もお前のこと好きだぞ」
「あら、嬉しい。何番目くらいに好きなのかしら」
「そうだなぁ……犬の次くらいかな」
「アンタ、犬が大嫌いじゃない」
「お、よくご存知で」

こんな会話しても、不思議と居心地が悪い空気にはならなかった。

「……やっぱりこういうのは男女で、だよな」
「急に何?」
「いや…男女だったら胸張って言えるのになぁって…」
「そんなこと無いわ。誰かを好きになるのは素晴らしいことよ?誇りに思うべきだわ」
「……なるほどな」

コイツが言うと説得力がある。

「――…じゃぁ、玉砕でもしてくるかな」
「あら、玉砕決定なの?」
「可能性は高いな」
「意外と分からないものよ。頑張って」
「あぁ、行ってくるよ」
「行ってらっしゃい」

そして俺は立ち上がって歩き出した。そのまま去ろうと思ったが、なんとなく振り返り、一言だけ言ってやった。

「……お前の彼女にも宜しくな」
「えぇ、伝えとくわ」

そうして俺達は微笑みあい、俺は歩き出した。






(I'll give you my heart)



―――――――――――――



ブログ新しくしてから男女の絡みは初めてな気がする
というか女子をほとんど書かないから当たり前かw

でもこういう女の子は好きですw

…私もこうなりたい←

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「……なぁ、お前…何で俺が好きな訳?」
「……………はぃ?……な、何で、急…に?」
「なんとなく」
「なんとなくで俺の心を乱すなぁぁああぁあ!」
「うるせぇよ叫ぶな踏み潰すぞバクテリア野郎が」
「叫んだだけで罵倒しすぎじゃね?!」

そんな俺の訴えも虚しく、罵倒が無くなることは無い。

「……で?」
「え?」
「だぁかぁらぁ、何で俺が好きなんだ?」
「…そ、それは……」
「それは?」
「…………言える訳ねぇだろがぁぁあああぁあ!」
「?!」
「過去は気にするな!今を見ろ!俺は今お前が好き!それで良いじゃねぇか…!」
「お、落ち着けよ…」
「落ち着けるか!とにかく!俺はずっとお前が好きだったし今も好きだしこれからも好きなの!」
「……お、おぅ」

……………やべ。
恥ずかしさのあまり、思いっ切り怒鳴っちまった…怒鳴るつもりは無かったんだけど、いきなりこんな質問されたら…

「…あの、さ」

小さな声で語りかけられ、ん?と言って先を促した。

「ずっととか言ってたけど…どれくらい昔から?」
「え…っ」
「……」
「……」

嫌な沈黙。

いや、でも、これは非常に答えづらいというか答えたくないというか…

「……また今度、教えるよ」
「はぁ?!何それズリィ!」
「今日は無理。勘弁してマジで」
「~~っ!」
「ごめんってば」

そう言って、ちゅっと軽く口づけをした。

「…っ!」

何か文句を言われる前に黙って抱きしめた。

「……ばか」
「仰る通りで」

……だって言える訳ないだろ?






初めて会った時から好きだった、なんてさ…





ひとめぼれ
(そう、これはきっと始まり)



―――――――――――



甘めを目指したのにならないのは何故…?
純愛を知らないからか?そうなのか?いや、でも純愛系書くの好きなんだけどなぁ…

うーん、なんか悔しい。

いつか読んだ人全員が甘い!と言ってくれる話を書きたいです

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